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Papyrus

考えたことや調べたことを残しておこうと思います。

初めての大学院生活

4月の終わりに書き始めた記事があったのですが、日本への一時帰国や、帰国後の時差ボケ・歯痛事件でブログを書く手も止まっていました。6月6日からは待ちに待った大学院の授業も始まり、あと1週間ほどで1ヶ月経ちます。夏のセメスターは7月いっぱいで終わるので、このセメスター、半分は終わったことになります。

 

さて、今日は特に何について書くでもなく、ただこの激動の1ヶ月を振り返って、今の心境を書き残しておくことができたらいいかなと思っています。いつもに増して自己満足な記事になりますが、気が向いたら読んでみてください。

 

今学期は、物理療法を正しく使うための生理学的・物理学的な理論を学ぶ授業、それからリスク管理や緊急時の評価・対応を学ぶ講義型の授業・実習型の授業の3つの授業を取っています。月曜日から木曜日まで毎日同じ授業なので、とにかく進度が速い。読み物の量も多いし、課題も多い。ブログ書いているけど、今週までの課題がまだ3つ残っていて、明日には試験も控えています。ちょっと現実逃避したくて書いています。

 

私、物事を計画的に進めるのは結構得意で、日本の大学時代も睡眠時間を削って課題を終わらせたり、試験勉強をしたことってなかったと思うんです。直前まで部活を毎日やっていたけれど、卒論もそこまで焦らずに提出できたし。でも、この計画性って私の不安定性に由来しているのは明らかで、今私はこの自分の性質と要求される能力との間で葛藤しているのをとても感じます。

 

今までは、だいたいプレゼンテーションがあれば1ヶ月前から準備を始めていたし、レポートの課題があれば2週間前には始めて、1週間前には書き上げてライティングセンターで文法や引用の間違いがないか最終チェックしてもらって提出する、という流れを確立していました。完璧主義で石橋を叩きまくって渡るような行動を取っていました。

 

でも、今はひとつの課題にこんなに時間がかけられないほどたくさんの課題が毎週あって、課題の掲載から提出までの期間も1週間か2週間そこら。今までの自分の処理能力では全然対処できない量があって、「これ、まだ完璧じゃないな...」と思いながら提出したものもすでにいくつかあります。

 

試験の形式もこれに似ている気がします。時間が足りない。今までは終わってから何度も見直ししてたけど、終わらせるので精一杯。提出してから答えを見て、ちゃんとゆっくり読めば分かった問題を間違えてガックリ...

 

今までは、「人より時間がかかるけれど、その分徹底的で思慮深いものを作ることができる」「自分の課題に厭わずたくさんの時間をかけることができる」というところが私の強みだと思っていた、というか今でも思っているけれど、それとは別に「素早く適切な判断をする」という、自分がとても劣っていると感じている能力を試されているような気がします。

 

アスレティックトレーナーは状況判断にたくさんの時間をかけてはいられない、緊迫した状況にもたくさん立ち会う職業。これも乗り越えて、身につけなければならない能力だなとつくづく感じます。また、私が時に必要以上に完璧にこだわるのも、私自身、咄嗟の状況判断や柔軟に対応することが苦手なことを認識していて、できるかぎりの準備をしてあらかじめ知識でガチガチに固めておきたいと思うからです。準備すること自体には問題はないと思うけれど、想定外のことが起きたときに柔軟に対応できないのは大きな問題です。

 

まずは完璧でなくても自分のことを許せるようにならないと、チャレンジすることすらやめてしまいそうなので、失敗してもそれだけは自分に言い聞かせていきたいなと思います。

 

また、成績にこだわりすぎないようにしないと、とも思います。今まで、どうしても大学院に入りたくて絶対にAしか取らないという気持ちでいました。学部の授業は私もしっかり時間をかけてやってきたこともあって、それも守り続けることができましたが、自分の苦手なことばっかりだったこの大学院での一ヶ月、点数を失っては必要以上にヘコむことを何度も繰り返してしまいました。大事なことは「学んでいるか・前進しているか」なのに、そのプロセスでの失敗にその日の気分が左右されるほど落ち込んでしまったりしました。

 

もっともっと学ぶことを楽しみたい。大切ではないことに捕われて、大切なことを逃さないように、もっと自分の感情を説得できるようになりたい。暴れまくる感情をしっかり収めて自分が必要だと思う方向へ全身合意の下で進めるようになったら私も少しは成長したと思えるのかなと思います。

 

ここまで少しネガティブとも取れるような文章を書いてしまいましたが、実際にはすごくポジティブで、自分の苦手なことにチャレンジできる環境にとても感謝しています(最初の1ヶ月で少し疲れているのは間違いないけれど...)。教授やクラスメイトにも本当に恵まれて、この環境がまさに私が欲しかったものだと確信をもって言いきることができます。

 

半年後、1年後、そして卒業する2年後、私がどんな変化をしているのか楽しみでもあり、今の気持ちを書き残してみました。

 

 

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